お見積もり依頼
はじめにご確認ください
ベーシックコースを選択される場合は、形状設計ルール を参考にお客様ご自身で形状の修正を行っていただきます。モデリングコース、リバースエンジニアリングコースを選択される場合は、あらかじめ 依頼要項 をご一読ください。
提携している専門メーカーのご紹介
株式会社ミヨシ

主にベーシックコースおよびアドバンスコースを担当します。アルミを用いた簡易金型の分野において業界トップクラスの実績を有し、これまでに多数の受賞歴を誇ります。金型の材料にアルミを用いることで、コストパフォーマンスに優れた金型を提供しています。さらに、本格的な射出成形金型の製造にも対応可能な加工機械を保有しており、高品質かつ精密な金型製作を実現します。
同社では「手動式 INARI M12」および「空圧式 INARI P35」の見学も承っております。ご希望の方は、INARI 見学予約申し込みフォーム よりお申し込みください。
株式会社モールドテック

主にモデリングコースとリバースエンジニアリングコースを担当します。射出成形に最適化された 3Dモデルの設計を得意としており、「製品のアイデアはあるが、図面やデータを用意するのが難しい」といった場合にも、ヒアリングを通じてデータ作成をサポートします。またその豊富なサポート実績を活かし、金型設計についてわかりやすく解説した 入門書 も出版しています。
同社では「手動式 INARI M12」および「KitMill AST200」の見学も承っております。ご希望の方は、お問い合わせ よりご連絡ください。
金型製作代行サービスを2社にお願いすることになった経緯
環境問題への意識が社会的に高まった数年前、多くの企業では従来の素材からサステナブル素材への転換が求められるようになりました。その際の成形テストに「INARI」が広く活用されるようになり、同時に「INARI」の金型製作に関するお問い合わせも日を追うごとに増え、対応の必要性が高まりました。
当社では「KitMill」で金型も製作することをおすすめしていますが、様々な事情ですべてのお客様がそれをできるわけではありません。「金型製作まで請け負うことができれば、よりお客様の役に立てるのでは」という声が社内からもあがりましたが、当社は限られたメンバーで運営しているため、なかなかリソースの確保が難しい状況でした。ちょうどその頃、当時の社長だった中村が、株式会社ミヨシの社長 杉山様にお声がけしたことがきっかけで、この「金型製作代行サービス」がはじまりました。
中村と杉山様は以前より面識があり、杉山様は過去に当社の会社見学にもお見えになっていました。株式会社ミヨシさんは 40年以上のアルミ金型製作実績があり、試作などの小ロット成形にも対応したうえで、金型製作から射出成形までの一貫した製作が可能なアルミ金型製作企業です。また杉山様は 2代目社長として当時から新しいことに積極的にチャレンジされており、ものづくりの大変さと楽しさにも理解がありました。ミヨシさんなら安心して金型の製作をお任せできるという信頼関係があり、金型製作代行サービスのベーシックコースおよびアドバンスコースを依頼することになりました。
また金型製作代行サービスの一部として、3Dモデルをお持ちでないお客様向けに 3Dモデルを起こす対応も想定していました。こちらはミヨシさんの管轄外であったため、ミヨシさんが長年のお付き合いがあるモールドテックさんをご紹介いただきました。
株式会社モールドテックは、デザインとエンジニアリングの両面からデータ作成や製品開発のディレクション、製作手配などを手がけているデザイン・設計事務所です。代表取締役の落合様は金型設計に関する書籍も出版されており、偶然にも当時開発部の部長だった秋津(現社長)も、その書籍を参考に金型設計をしていました。内容の分かりやすさもさることながら、落合様もやはりものづくりのワクワクや楽しさを体現されている方でした。そこでモールドテックさんにご相談し、モデリングコースとリバースエンジニアリングコースをお願いすることとなりました。
この心強い 2社の協力を得て実現したのが「金型製作代行サービス」です。当サービスはお客様の「つくりたい」をサポートし、ともに実現していきます。金型の製作がネックで射出成形に踏み込めなかったお客様も、ぜひ安心してお気軽にご依頼ください。