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KitMill AST200は、鋳造のボディが素晴らしい剛性を発揮するタフなCNCですが、これだけ立派なMilling装置なので、ちょっとした手加工をする際にフライス盤代わりに使えると、置き場所やコスト面で嬉しいなと思ったことが発端で、AST200にDRO(デジタルリードアウト)を取り付ける改造を行いました。基本的には、X、Y、Zの各軸に高分解能の光学式ロータリーエンコーダーを取り付けて、その信号をマイコンでカウントして表示するというシンプルな構成です。アルミハンドルに刻みを入れるアナログな方法もあるのですが、歳を取ってくると老眼で見えにくくなりますし、数字の短期記憶も怪しくなってきますので、大きな白色7セグLEDを使った見やすいDROにこだわりました。
X、Y軸については、モーターを両軸タイプのモーターに交換して、そのお尻側に3Dプリンタで作成したブラケットを介してロータリーエンコーダーに軸を直結しています。Z軸については、モーターのお尻側にスペースがないため、ハンドルが取り付けられる上端側に、中空タイプのロータリーエンコーダーを、ブラケット(本体ブラケットは3Dプリンタで、軸ブラケットはアルミの旋盤削り出し)を介して固定しました。
カウンタは、ルネサス製のR78/G14のエンコーダーカウント機能を使ってカウントした数字を7セグLEDに表示する回路を作り、同じ回路を3つX、Y、Z各軸並べているだけで、電源以外は連動していません。7セグLEDの前面にスモークアクリルパネルを取り付けているので、文字の視認性がとても良いです。折角なので、主軸の回転数を計測するカウンタも制作して取り付けてみました。将来的には回転数を可変にできるようにしたり、切削油の循環装置を作って連動させたりしてみたいと思っています。
製作者 | : | Vagabond Works様 |
ブログ | : | Vagabond Works |
KitMill AST200 DRO全景
Y軸のエンコーダー
Z軸のエンコーダー