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小さなつくり手たちにとってこれはとても大きな一歩ではないでしょうか。自宅に置ける設備のみで、機械式腕時計を作り得たということが多くのつくり手に「自分にもつくれるかもしれない!」と勇気を与えてくれると思うからです。そうした意味でも、この難題に真正面から立ち向かい、見事に完成させたしたーじゅさんの探究心を私たちはとても誇りに思いました。機械式腕時計の自作は多くの作り手が「挑戦してみたい」と思うものではないでしょうか。しかし、その難易度により実際に挑戦する人は少数だと思います。さらにやり遂げてしまう方となれば数える程度しかいないと思います。30個を超える微細な部品の設計と、その加工。さらに、それらを組み立てることにはものすごく繊細な調整が必要であったはずです。その製作過程を想像しただけでクラクラしてきます。おそらくしたーじゅさんも、きっと私たちが想像している何倍もの解決すべき問題に直面してきたはずです。それらを見事に乗り越えて、機械式腕時計を完成させたしたーじゅさまに最優秀賞をお送りさせていただきます。
時計作りのモチベーションを高めるために最優秀賞を目標にしていたので、受賞できてうれしいです。これからも、楽しんでものづくりをしようと思います。
※上記の写真及び動画は、したーじゅ様が授与式にお越しくださった時に当社にて撮影させて頂いたものです。
▲したーじゅ様ヘのインタビュー記事はこちら。
メカトロマーケットプレイス(委託販売)にて機械式腕時計の設計データが手に入ります。
機械式腕時計を作成しました。自分が欲しい時計が見つからず、自作に至りました。 しかし、歯車の加工や、ひげゼンマイの成形、脱進機の作成等、一筋縄ではいかず苦労しました。 思い立ってから加工の勉強をし、時計の勉強をし、2年がかりでようやく完成させることができました。 苦労した甲斐あって満足のいく仕上がりになりました。
製作者 | : | したーじゅ様 |
材質は真鍮です。すべてKitMill RD300で加工しました。歯車はΦ0.15のエンドミルで削り出しています。
材質はSUS303です。こちらもKitMill RD300で加工しました。SUSは加工しづらいため、ミストをかけながら加工しました。
苦労したひげゼンマイです。厚み、0.03mm、はば、0.4mm、直径Φ6mmです。
組立前の状態です。部品は細かいので、ピンセットで慎重に扱います。
ムーブメントです。直径は36mmです。
したーじゅ様より、KitMill RD300の改造例をご投稿いただきました。
作品ページはこちら
【機械式腕時計を作ってみた】How to make a mechanical wristwatch