NEWS RELEASE

2025.12.22

第 44 回 ROBO-ONE「オリジナルマインド賞」受賞ロボットのご紹介

2025.12.22

2025 年 9 月 20 日(土)21 日(日)の 2 日間にわたり、神奈川県立青少年センターにて二足歩行ロボット格闘技大会「MISUMI presents 第 44 回 ROBO-ONE」が開催されました。当社は 2008 年よりこの大会に協賛し、企業賞として「オリジナルマインド賞」を贈呈しています。今回の「オリジナルマインド賞」は「飛騨神岡高校 ヒダカミロボ部」製作のロボット「Neutrino-Blue(ニュートリノブルー)」に贈られました。

「第 44 回 ROBO-ONE」の全体の結果は、下記の公式ページからご確認いただけます。各受賞ロボットの詳細や大会のようすが掲載されておりますので、ぜひあわせてご覧ください。

飛騨神岡高校 ヒダカミロボ部 製作「Neutrino-Blue」

「Neutrino-Blue」は、その名が示すとおり青を基調とした機体が特徴的なロボットです。脚部には、人間の脚と同じ構造である「シリアルリンク機構」を採用し、滑らかで高速な二足歩行を実現しています。さらに、関節部のモーターの配置にも工夫が施されており、細部に至るまで強さと美しさの両立を追求した設計がなされています。

飛騨神岡高校 ヒダカミロボ部のロボット「Neutrino-Blue」。カーボンパーツの切削には「FRP向け超硬ルーター 快刀乱麻CNT」が使用されている。
肩ロールのサーボモーターをダブルにすることでトルクを増やし、打撃力を強くしている。
股ロールには、減速比 2 : 1 の揺動スライダクランク機構(長穴減速機構)を使用した。これによりトルクを 2 倍にし、モーターへの負担を減らしている。

「ヒダカミロボ部」部長の田中さんは、製作過程で部内のメンバーへ積極的に意見を求め、過去の ROBO-ONE 大会映像を分析するなど、より良いロボットづくりを追求してきました。その探究心と情熱は、「Neutrino-Blue」の機体の随所から感じとることができます。こうした、ものづくりへの真摯な姿勢も含めて、「オリジナルマインド賞」を贈呈いたしました。

製作者コメント

僕は高校 3 年生なので、このロボットと一緒に大会に出ることはもうできません。ですが、大学生になってからも自分でロボットを作って、また ROBO-ONE に挑戦したいと思っています。

飛騨神岡高校 ヒダカミロボ部 部長 田中万達さん

ものづくりへの情熱を「オリジナルマインド」で発揮しませんか?

当社では、学生時代に培ったものづくりへの情熱や経験を活かしながら、製品開発を通してさらなる成長を目指せる環境づくりを大切にしています。また、製品の割引制度をはじめ、社内には自由に使える自社製品や工作ツールを設置するなど、仕事と両立しながら製作を続けやすい制度や環境を整えています。オリジナルマインドでの働き方についてさらに知りたい方は、ぜひ下記の「採用情報」から詳細をご覧ください。

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