2025.06.17

「第13回高機能素材Week 大阪展」イベントレポート

2025.06.17

2025年5月14日（水）～16日（金）にかけて、インテックス大阪にて「第13回高機能素材Week 大阪展」が開催されました。当社は「高機能プラスチック展［大阪］-PLASTIC JAPAN-」のエリアに出展し、射出成形機「INARI」シリーズや卓上CNCフライス「KitMill AST200」、開発中の新製品卓上ペレタイザー「CONERI」を展示。多くの方が実演や加工サンプルの展示に足をとめ、ブースは常にたくさんのお客様で溢れていました。

本レポートでは、当社の展示ブースのようすなどをご紹介いたします。

「第13回高機能素材Week 大阪展」とは
当社展示ブースのようす
ブース左側：「INARI P35」「KitMill AST200」「CONERI」の3製品による実演
 ブース右側：「INARI M06」による成形実演と各製品の加工サンプルの展示
製品実演のようす
空圧式射出成形機 INARI P35
卓上CNCフライス KitMill AST200
卓上ペレタイザー CONERI
手動射出成形機 INARI M06
製品カタログ

「第13回高機能素材Week 大阪展」とは

「高機能素材Week 大阪展」は、先端素材の開発・加工・成形・評価に関する最新技術が一堂に会する、西日本最大級の展示会です。「高機能プラスチック展」「高機能フィルム展」「接着・接合EXPO」など、素材の種類や加工技術に応じた複数の専門展で構成されており、ものづくりの最前線を支える技術が集まります。

今回は3日間を通して、延べ 36,013 人もの来場者が集まり、最新の素材や加工技術を一度に体感できる賑わいを見せていました。以下の、展示会公式の結果報告ページから会場の映像や写真をご覧いただけます。当社のブースも映っておりますのでぜひご覧ください。

第13回高機能素材Week 大阪展結果報告

当社展示ブースのようす

今回の展示では、「卓上で極める射出成形」をメインテーマに掲げ、金型の加工から射出成形までをその日のうちに卓上で完結できる、オリジナルマインドの工作機械をセットでご紹介しました。さらに、それらの機械を使って実際に製作したサンプルも多数展示し、具体的な活用イメージをご覧いただける構成としました。

ブース左側：「INARI P35」「KitMill AST200」「CONERI」の3製品による実演

ブース左側では、空圧式射出成形機「INARI P35」、卓上CNCフライス「KitMill AST200」、そして2025年8月21日に発売を予定している新製品の卓上ペレタイザー「CONERI」の3製品を並べて展示し、それぞれの実演を行いました。どの実演にも多くのお客様が足を止めてご覧くださいましたが、とりわけ新製品「CONERI」への注目度は高く、発売時期や仕様に関するご質問を多くいただきました。

「CONERI」の製品情報や発売に関する詳細は、下記のページにてご紹介しております。展示会後に興味を持たれた方も、ぜひご確認ください。

卓上ペレタイザー「CONERI」の製品情報

ブース右側：「INARI M06」による成形実演と各製品の加工サンプルの展示

ブース右側では、手動射出成形機「INARI M06」を使い、ペットボトルキャップを材料としたどうぶつマグネットの成形を実演しました。卓上サイズの機械で射出成形ができること、さらに廃プラスチックのリサイクルができる点に驚かれる方も多く、試作や研究開発だけでなく、ワークショップや教育用途など、さまざまな活用シーンを想像しながらご相談いただく姿が印象的でした。

また、壁面に沿って配置した展示台には、「INARI」シリーズによる成形サンプルや型、「KitMill」による製作事例などを多数展示。実際に手に取ってじっくりと観察されるお客様も多く見受けられ、製品の用途事例や特長を深く知っていただくきっかけになったと感じています。

さらに、ブース壁面に掲げた展示コンセプト文をじっくり読み込み、深く共感してくださる方もいらっしゃいました。「今回の展示会の中で、いちばん印象に残った」とお声がけいただいたり、再度ブースを訪れてくださったりと、展示コンセプトがお客様の心にしっかり届いていることを実感できる場面もありました。