制御基板の各部名称
制御基板の各部名称は以下の通りです。
- 状態表示LED
- DC24V電源接続端子
- ステッピングモーター接続端子
- スピンドルモーター接続端子
- 原点センサー接続端子
- ホールド・ドライブ電流設定ボリューム
- マイクロステップ設定スイッチ
- 負荷調節ボリューム
- 冷却ファン接続端子
- 拡張端子B
- 拡張端子A
- USB端子
ケースの各部名称
ケースの各部名称は以下の通りです。
- 電源スイッチ(緊急停止兼用)
- 状態表示LED
- 拡張端子差込口(使用するにはケースの加工が必要です)
- USB差込口
- 冷却ファン取付部
- 電源インレット
機能一覧
状態表示LED
LED の点灯状態により、電源状態、動作状況、異常の有無を確認できます。
消灯時は、すべてのモーター出力が OFF となります。
- 緊急停止時
- 通信異常時
DC24V電源接続端子
基板へ DC24V を接続する端子です。付属の電源ケーブルを接続します。
ステッピングモーター接続端子
コネクタのピン番号は、上図の左から 1、2、3、4、5、6 です。
KitMill付属品は、標準のライセンスでは 3 軸まで操作可能です。「TRX 150」単品につきましては、4 軸対応ライセンスにて販売予定です。
配線図
割付表
| PIN No. | 信号名 |
|---|---|
| 1 | A |
| 2 | COM |
| 3 | A |
| 4 | B |
| 5 | COM |
| 6 | B |
差込側コネクタ:XAP-06V-1
スピンドルモーター接続端子
コネクタのピン番号は、上図の左から 1、2 です。各端子にスピンドルモーターの配線(2本)を接続します。配線を入れ替えることで、スピンドルモーターの回転方向を変更できます。リレーを接続する場合は、定格 DC24V のものを使用してください。スピンドルの回転数指令を使用する場合は、拡張端子出力 の PWM(3.3V、5Hz)または PWM-V(0~10V)を使用します。
配線図
割付表
| PIN No. | 信号名 |
|---|---|
| 1 | 24V |
| 2 | GND |
原点センサー接続端子
コネクタのピン番号は、上図の左から 1、2、3 です。
配線図
接続例
割付表
| PIN No. | 信号名 |
|---|---|
| 1 | 5V |
| 2 | LS |
| 3 | GND |
差込側コネクタ:XAP-03V-1
ホールド・ドライブ電流設定ボリューム
各軸に対応したボリュームを調整することで、ステッピングモーターの駆動時のドライブ電流と、回転停止時のホールド電流を設定することができます。上側のボリュームがドライブ電流、下側のボリュームがホールド電流です。ボリュームの目盛り 1~11 で、左に回すと小さく、右に回すと大きい値に設定できます。
ボリュームの操作方向
割付表
| 目盛り | ホールド電流(A) | ドライブ電流(A) |
|---|---|---|
| 1 | 0.00 | 0.95 |
| 2 | 0.20 | 1.00 |
| 3 | 0.45 | 1.05 |
| 4 | 0.70 | 1.10 |
| 5 | 1.00 | 1.30 |
| 6 | 1.20 | 1.40 |
| 7 | 1.50 | 1.60 |
| 8 | 1.60 | 1.75 |
| 9 | 1.80 | 1.80 |
| 10 | 1.85 | 1.95 |
| 11 | 1.90 | 2.00 |
マイクロステップ設定スイッチ
各軸に対応した DIPスイッチを設定することで、ステッピングモーターを駆動させる際のマイクロステップの設定ができます。スイッチの ON/OFF は、マイナスドライバーなどを使って行います。
割付表
| PIN 1 | PIN 2 | PIN 3 | 動作 |
|---|---|---|---|
| OFF | OFF | OFF | 使用不可 |
| OFF | OFF | ON | 使用不可 |
| OFF | ON | OFF | 1/1 |
| OFF | ON | ON | 1/2 |
| ON | OFF | OFF | 1/4 |
| ON | OFF | ON | 1/8 |
| ON | ON | OFF | 1/16 |
| ON | ON | ON | 1/32 |
負荷調節ボリューム
スピンドルモーターに一定以上の負荷がかかると、緊急停止が発動します。緊急停止を行う負荷の大きさは、負荷調節ボリュームで設定することができます。目盛りは 1~11 の間で設定します。左に回すと小さな負荷で緊急停止し、右に回すと大きな負荷で停止します。
ボリュームの操作方向
割付表
| 目盛り | 緊急停止電流(A) |
|---|---|
| 1 | 1.5 |
| 2 | 1.6 |
| 3 | 1.7 |
| 4 | 1.8 |
| 5 | 2.2 |
| 6 | 2.8 |
| 7 | 3.3 |
| 8 | 4.2 |
| 9 | 4.7 |
| 10 | 6.2 |
| 11 | 6.3 |
出荷時は緑字のパラメーターに設定されています。
冷却ファン接続端子
付属の冷却ファンと接続する際に使用します。出力容量は 24V 2A です。
拡張端子B
外部の入出力機器と接続する際に使用します。コネクタのピン番号は、上図を参照してください。
割付表:CN8
| PIN No. | 信号名 | PIN No. | 信号名 |
|---|---|---|---|
| 1 | 5V | 8 | GND |
| 2 | PWM | 9 | GND(※1) |
| 3 | PWM-V | 10 | E-STOP(※1) |
| 4 | TOOL | 11 | INDEX |
| 5 | AUX | 12 | PAUSE |
| 6 | MIST | 13 | RUN |
| 7 | FLOOD | 14 | PROBE |
(※1)出荷時にPIN No.8-9はショートピンで短絡しています。
各入出力信号の詳細
緊急停止信号入力 PIN10:E-STOP
緊急停止信号入力を使用する場合は、必ず NC(b)接点のスイッチを使用してください。また、EdingCNC の設定を「E topInputSenseLevel = 1」に設定してください。NC(b)接点以外のスイッチを接続すると、スピンドル過負荷機能と整合性が取れなくなります。
外部信号入力 PIN12-14:PAUSE , RUN , PROBE
外部信号入力を使用する場合は、NO(a)接点のスイッチを使用してください。入力は +5V にプルアップ、R/Cフィルタでフィルタリングしています。
外部信号入力 PIN11:INDEX
この機能は旋盤のねじ切りにて使用します。光電センサーを使用してスピンドル回転数を検出することができます。パルスの長さは 1 ミリ秒以上になるようにスリッド板を設計してください。
外部信号出力 PIN4-7:TOOL , AUX , MIST , FLOOD
出力信号は 5V 50mA のオープンコレクタ出力です。外部信号出力を使用する場合は、ノイズの少ない SSR(ソリッドステートリレー)の使用を推奨します。標準のリレーを使用する場合はノイズ対策としてダイオードを逆並列接続してください。
スピンドル信号出力 PIN2-3:PWM , PWM-V
PIN 2 PWM 信号は、3.3V 5kHz のデジタル信号が出力されます。
PIN 3 PWM-V 信号は、0-10V のアナログ電圧が出力されます。
左図は、TRX とインバーター(VFD)の接続例です。インバーターの多くはアナログ電圧によって回転数を調整することができます。スピンドル回転 ON信号は PIN4 TOOL 信号を使用します。GND は共通化してください。
割付表
| TRX | VFD |
|---|---|
| PIN3 PVM-V | アナログ信号入力 |
| PIN4 TOOL | 回転 ON信号入力 |
| PIN8-9 GND | GND |
拡張端子A
回転方向信号「DIR」と回転数指令パルス信号「STEP」が出力されています。外部のステッピングモータードライバやサーボアンプに接続する際に使用します。コネクタのピン番号は、上図を参照してください。
割付表:CN7
| PIN No. | 信号名 | PIN No. | 信号名 |
|---|---|---|---|
| 1 | DIR1(X軸) | 6 | STEP1(X軸) |
| 2 | DIR2(Y軸) | 7 | STEP2(Y軸) |
| 3 | DIR3(Z軸) | 8 | STEP3(Z軸) |
| 4 | DIR4(A軸) | 9 | STEP4(A軸) |
| 5 | 5V | 10 | GND |
USB端子
パソコンと通信するための USB端子です。付属の USBケーブル(Type-A-Type-C)を使用して、パソコンと接続します。